本書では、動詞と空間詞のコアの融合（コア融合：core blending）の発想でこれらの句動詞を一貫した形で学んでいきます。コア理論は筆者（田中）が1980年代の初頭から唱えているものです。take や over には辞書を引くとたくさんの意味が載っています。しかし、コア理論では、「それぞれの語には本質的な意味がある」と主張します。そして本質的な意味のことをコアと呼んでいます。本書では、直観的にイメージと状況がフィットする場合は除き、少しわかりにくい場合には「☞」として簡単な解説を行っています。