ワークショップ

対象:

英語教師(学校・塾)、英語教師を目指す人(大学生、大学院生など)、英語教育に関心ある人

 

講師:

阿部一(獨協大学・大学院の教授を経て、現在阿部一英語総合研究所所長、PEN言語教育サービス副代表)

田中茂範(慶應義塾大学・大学院の教授を経て、現在PEN言語教育サービス代表)

現在、直近の企画として、以下のテーマと内容で6回完結のワークショップ(2週間に1回で3ヶ月間)を企画しております。これら以外にも、英語教育の多様なニーズにお応えするワークショップのカスタマイズを行っております。

これからの英語教育:現状把握と展望

英語教育は「真に使える英語」の実現に向けて大きな転換点にあります。高次の目標は何か、その目標を具現化するための観点は何か、活動の中で英語を学ぶという指導要領の意味と具体的な方法は何かなど、英語教育の論点について議論していきます。The CEFR基準、アクティブラーニング、CLIL、タスク中心型の指導などについても説明していきます。

音声表現力を高めるワークショップ

「使える英語」という場合、音声表現力に重点が置かれています。その際に、前提となるのが、英語の音を出すことができる、ということです。このワークショップでは、教員研修、企業研修でその有効性が確認された音声指導のしかたを紹介します。具体的には、口作り・口慣れのために「アンカー音を攻略する」、それによって「音慣れ・耳慣れ」も実現する、チャンキングによって間の取り方、強弱のリズム、さらには感情の込めた発話などを扱います。(独自開発した冊子を提供します)

単語力を高めるワークショップ:基本語力編

単語指導は、多くの教師にとっての悩みの種です。実際、「英語で身に付けたい力は何か」という問いに対して、単語力はどんな調査をみても最上位に出てきます。単語力という場合、基本語力を基盤にして拡張語力を伸ばすという考え方をこのワークショップでは採用します。基本語力(使い分けつつ、使い切る力)が脆弱なままだと、語彙数を増やしても「砂上に楼閣」といった状態になります。基本語力を身に付けるための方法は、コア理論にあります。語彙指導とコア理論の関係については、たくさんの研究が行われております。このワークショップでは、コアを使った有効な指導法は何かについて具体例を挙げながら考えていきます。(独自開発した冊子を提供します)

単語力を高めるワークショップ:拡張語力編

単語力を構成するのは基本語力だけでありません。拡張語力を高めることが必要となります。拡張語力は、「話題の幅と話題に関連した語彙数」の2つで定義することができます。語彙数だけでは、何を語ることができる語彙かが判然としません。そこで、どういう話題について、どれだけ豊かな語彙を持っているかという視点が重要になってきます。拡張語力を伸ばすための方法として、EIJ法と語彙ネットワーク法の2つを提案し、それを授業でどう指導するかを見ていきます。(独自開発した冊子を提供します)

文法力を高めるワークショップ:なるほど編と表現文法編

文法は、言語表現の要です。文法のない言語は存在しません。しかし、英語が苦手な生徒の多くは、文法が分からないから、英語も分からないと感じております。「分かる」を実感できる文法指導とはどういうものか。これは文法指導の改善を模索する際の観点です。しかし、文法力は、「分かる」という条件を満たすだけでは不十分です。「使える」という条件が満たされて、はじめて文法は個々人の文法力になるのです。そこで、文法指導の改善のためのもう一つの指針は「使える」ということです。このワークショップでは、分かる文法、そして使える文法の実現のため、どういう指導法があるかについて解説します。(独自開発した冊子を提供します)

会話力を鍛えるためのワークショップ

「英語でせめて日常会話ぐらいはできるようにしたい」という声がよく聞かれます。文科省の指導要領でも、小中高を通じて、「日常」が重視されています。日常に根差した英語がなければ、英語学習にリアリティーが感じられません。その意味では、至極当然のことだといえます。しかし、会話力を身に付けるために、どういう指導が必要でしょうか。会話表現を覚えることも大切ですが、それだけでは、不十分です。このワークショップでは、「日常の英語化」「発問力の役割」「日常会話の断片性」そして「会話管理力」の4つに焦点を当て、会話力を身に付ける方法を考えていきます。(独自開発した冊子を提供します)