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教材紹介

難関大学入試英語クリアのためのワークブック

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●著者:田中茂範
●版型頁数:A4、72頁
●定価:900円+税
●ISBN:978-4-910345-85-7
●刊行年月日:2022年11月5日
●難易度:上級

特長

大学入試において、英語の配点の占める割合は大きく、英語で高得点を取ることができる生徒が有利になります。入試対策といえば、もちろん、過去問に当たるというのが定石です。傾向性を知り対策を練るためには、実際に行われた入試問題が第一級のデータになるからです。
傾向は過去問を見れば一応わかります。英作文問題を出すかどうか、穴埋め問題を出すかどうか、読解した英文の要約する問題を出すかどうか、等々は、過去五年間の問題をみればすぐにわかるでしょう。もっとも、これまでの傾向が、そのまま次年度にも継続されるかどうか確定的ではありませんが、問題傾向というものは概して継続されるものだと考えて対策を練るのがふつうです。現に、わたしが30年間教鞭をとった慶応大学SFCの英語入試問題では、初年度を除き、一貫して、長文読解問題と穴埋め問題を併用した形式が続いています。
問題は、対策です。対策のしかたにおいて、学校、予備校・塾の特徴が現れます。読解問題に対処するため、何を具体的にすればよいのか。ここでは、問題作成者の立場から、どうすれば読解問題で高得点がとれるようになるか、また、どうすれば英作文問題で高得点が取れるようになるか、についての対策方法を具体的に示していきます。固有の入試問題の対策というより、表題にあるように「難関大入試英語クリアのためのアプローチ」だと考えてください。講義を聞いている感覚で必要なところをハイライトしながら、本書を読んでください。生徒のみなさんが、これまで経験したことのない、斬新な学びの方法が見つかるのでないかと思います。確かな英語力をつけることが入試英語に対する最良の対策になると考え、話を進めていきます。
何を集中的に勉強すればよいか、という質問をよく受けます。粒度をどこまで細かく見るかで問題傾向は異なりますが、大きくみれば、次の2つができれば、たいていの入試問題には対応できるといえます。
•読解力を鍛える
•作文力を鍛える
読解問題と英作文問題が中心になるということです。ということは、英文を読む力と英文を作成する力があれば、ほとんどの入試問題は大丈夫ということになります。なお、リスニング試験を課す大学もありますが、それについてはここでは割愛します。

教材サンプル:
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