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教材紹介

インスタント英文法

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●著者:田中茂範
●版型頁数:A4、50頁
●定価:700円+税
●ISBN:978-4-910345-86-4
●刊行年月日:2022年11月30日
●難易度:基礎

特長

英語を学ぶ上で、文を作る際の約束事(文法)を知っておくことは絶対に必要です。しかし、理屈(りくつ)を考えて、ひとつひとつの文法を学ぶことは退屈で、下手をすれば英語が嫌いになってしまいます。
私は専門家として英文法について長年取り組んできました。英文法に関する書籍も何冊か出版しました。ここ数年、「文法力というものを、なんとか自然に、無理なく身に付ける方法はないか」と考えてきました。その結果生まれたのが本書です。
本ワークブックでは、文法を実際にどう使うのか、ということに注目します。そして、英語を聞き、状況を考えて、自分でも声に出して英語をいう、という簡単な学習法を提案します。文法用語や理屈にこだわる必要はありません。
どんな文法項目も表現の型として触れ、慣れていくことが大切です。ひとつ例を挙げましょう。「関係代名詞」なんていえば「それ、何?」とびっくりしていまいますが、決してむずかしいものではありません。例えば、「ある女の子をさがしている」という状況だと、I'm looking for a girl といいます。そして、それがどういう女の子かを説明するのに、who is wearing a red skirtのように内容を後から足していくのです。すると、次のような文ができます。
I'm looking for a girl who is wearing a red skirt.
このwhoのことを「関係代名詞」と呼びますが、用語は忘れてもかまいません。肝心なことは、このwho の使い方に触れて、慣れることです。英語的な発想としては、「少女を探しています、誰ってそれは赤いスカートをはいた少女だよ」といった感じです。
まずは、a girl who …という表現に慣れること、そして、その働き――つまり、情報を後から足す働き――を知ること、これでだいじょうぶです。「ピアノを弾いている男性を見て」だと、Look at the manにwho is playing the pianoを加えればOKです。
このワークブックでは、理屈抜きに文法が自然に学べるように工夫しています。むずかしくはありません。ここで紹介した内容を何度も、音読するようにしましょう。口と耳を使って、音として英語の文法をしっかり身につけるようにしましょう。ここで学ぶ内容を終えれば、英語の文法の基本は、ほぼ完了です。

教材サンプル:
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