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教材紹介

英語発信のためのナビゲーター Advanced編

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●著者:田中茂範
●版型頁数:A4、42頁
●定価:800円+税
●ISBN:978-4-910345-64-2
●刊行年月日:2022年10月20日
●難易度:上級

特長

このテキストは,まとまった内容のことを英語で表現するための練習帳です。
何かまとまったことを話そうとしたり,書いたりしようとすれば,首尾一貫性というか,論理的な構成が必要になります。その構成の流れを意識化し,流れの導線に注目しようというのがここで導入する「ナビゲーター」という発想です。
簡単な会話のやりとりならなんとかなるが,自分の意見を述べたり,何かを説明したりする段になると,はじめからむずかしそうだと感じている学習者が少なくありません。そこで,ナビゲーターを内在化してしまえば,何をどう表現すればよいかが発想として浮かんでくるのではないかと考えました。
この考えをテキストにしたのが本書の『英語発信のためのナビゲーター』です。いくつのナビゲーターが必要かについて検討を重ね,基本形として11種類にたどり着きました。「問題解決の提案をする」「方法を説明する 」「批評・コメントする」「比較描写」などです。難易度などを考慮してStandard編とAdvanced編の2冊に分割しています。このナビゲーターという発想の実証実験を行ったところ効果的で魅力があり,アイデアのいくつかはすでに文部省検定教科書(New Rays English Communication,いいずな書店)にも取り入れています。
このテキストでの活動は次の通りです。まず,リスニングから入ります(Activity 1~Activity 2)。その際に,ナビゲーションに沿って情報を聞き取る訓練をします。これはNavigated Listenと呼ぶことができます。今度は,ナビゲーションを意識しながら,音読します(Activity 3)。これはNavigated Speakの部分にあたります。最後に,Activity 4を通して、日本語を英語にすることができれば,ここでのタスクは完成です。ポイントは,英文のナビゲーションの構造が分かったうえで,日本語を英語にしていくことで,ナビゲーションが定着し,実践力を高めることができるということです。
このテキスト(Advanced編)では,7つのナビゲーターを取り上げます。ナビゲーターのそれぞれについて,複数のタスクがあり,そのタスクを表現するための練習として一連の活動があります。タスクの中には,かなり本格的なもの(相当に長い内容のもの)も含まれていますが,ナビゲーターを意識しながら,辛抱強く繰り返せば,クリアすることができると思います。

教材サンプル:
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